訪問診療のご案内

 当院では、患者様が安心して地域およびご家庭での生活を続けられるよう訪問診療を実施しています。
 患者様がお住まいのご自宅や施設へ、医師、看護師が診療にお伺いしています。ご利用の対象は、定期通院や治療が必要な状態であるにも関わらず患者様ご自身での病院受診が困難な方です。
(例:患者様が独力で公共交通機関等を利用して医療機関へ行くことが困難である等)

訪問診療開始までの流れ

よくあるご質問

訪問診療と往診の違いは何ですか?
訪問診療とは
事前にご自宅への訪問計画を立てて行う診療を訪問診療と言います。
訪問診療の場合は、例えば『毎月第2木曜日の14時に訪問します。』とあらかじめ決まっています。

往診とは
上記のように事前に訪問日時が決まっている訪問診療に対して、臨時的、緊急的に家族様、患者様から急遽の依頼があった場合に行うものを言います。
例えば『急に高い熱が出て様子がおかしい。来て診てもらえないか』というような、事前に計画されない応急的に行う診察です。
どれくらいの頻度で訪問して貰えますか?
概ね1ヶ月に1回~2回程度実施していますが、患者様の症状や状態に応じて医師が判断致します。
その際、ご家族様からのご要望にも可能な限り柔軟に対応致します。
どの程度までの医療行為を実施してもらえますか?
定期的な病状把握、薬の処方、点滴、血液検査、尿道カテーテル交換、スキンチェック、褥瘡処置等を実施しています。
専門病院への受診が必要かどうか等もご家族様と相談しつつ、専門病院と連携を行い円滑に診療が受けられるように援助します。
どの地域まで訪問してもらえますか?
健康保険法に基づき、原則として「当院から直線距離で半径16km圏内」が当院から訪問診療にお伺いできる範囲です。
しかしながら、その圏外であっても「医療サービスを提供してくれる医療機関がない」等の理由により、当院で対応できる場合もございますので、詳しくは当院へお問い合わせください。
訪問診療を受けたいが、誰に相談すれば良いでしょうか?
当院または担当のケアマネージャー、入院中であれば病院の医療相談員等へご相談下さい。